2112年のノーザンベース

ネコ型ロボットと異形の仮面と光の巨人etc.

感想:仮面ライダーセイバー 第41章「二千年、綴られた願い。」

 いきなりですが今回からセイバーの感想を書いていきます。

今まで感想を書いてこなかったのでいきなり終盤からのスタートになってしまいましたが・・・。

ノーザンベースという単語をこのブログのタイトルにする位僕はセイバーが大好きなので、自分の好きを発信するために頑張ります!

また、恐らく毎回書くのは無理だと思われるので思い立ったら書くというスタイルで行かせて頂きます。(最終回が放送されたら全体の感想は書きたいですね!)

 

  まず、今回の特筆すべき点はタッセルがついにノーザンベースにやってきて2000年前に何があったのかを告白する所でしょう。

これまでいつも我々視聴者に陽気な姿を見せてくれていたタッセルですが、その心中ではこの世界と運命に絶望していた事が判明・・・。

おそらくいつものお茶目なキャラもわざと演じているのでしょうね・・・。

そして、「ルナに会ってこの世界から消える」か「ルナと永久に会わない」かという究極の選択を迫られている飛羽真ですが、力を手にしてワンダーワールドの守護者になり現実世界に干渉できなくなったタッセルという実例を目の前にしてもなお両方を取ろうとする姿が本当にかっこいいです!

これまでも数々の運命を書き換えてきた飛羽真なら、ユーリの言う通りルナとも今の仲間たちとも笑い合える未来を創る事が出来るでしょう・・・。

 

 前回、元マスターロゴスことイザクを始末しオムニフォースワンダーライドブックを手にしたストリウスはいよいよ物語に終わりをもたらすために動き出しました。

2000年前は詩人だったそうですが、彼もまた飛羽真と同じく物語を紡ぐ者だったようです。

「物語は結末があるからこそ美しい」、これがストリウスの考え方の様ですが・・・。

そして今回の2000年前の回想によると、ストリウスは最初にワンダーワールドに降り立った時から全知全能の書の力を狙っていたかの様な表情を覗かせていました。

レジエルとズオスが全知全能の書奪取の時に性格が豹変していたかの様に見える事、そして二人は自分が人間であった事を覚えていない事から、二人の豹変はストリウスの仕業なのでしょうか。

また、ストリウス達メギド幹部3人の力の源は全知全能の書のページの一部だった事も判明しました。仮面ライダーと言えば「敵と味方の力の根源が同じ」という点が特徴ですが、メギド幹部達の力とワンダーライドブックの力はどちらも全知全能の書から来ているため、この仮面ライダーの特徴とも一致していましたね・・・!

 

 そして、今回無銘剣虚無でファルシオンに変身してストリウスに剣を向けたデザストにも注目です。

デザストはこれまで数々の剣士達を葬り、常に楽しい事を求めて彷徨ってきました。最近はTwitter上で「デザさんぽ」というコミカルな企画やノーザンベースを離れた蓮とまるで兄弟の様に仲が良くなっていた事からすっかり善玉怪人の様な扱いを自分も含めた視聴者から受けていましたが、彼は決して正義のキャラクターではありません。

今回ストリウスに歯向かったのも、彼にとって楽しい事で溢れる世界を終わらせられると困るからです。

しかし、蓮とデザストの奇妙な関係は、確かにお互いに良い影響を与えていました。

これまで「強さこそ正義だ」という考えを盲信していた蓮は本当の強さの意味を考え始め、デザストも蓮と楽しい日々を過ごしてきました。

今回カリブディスメギドから本体であるアルターライドブックに傷を付けられてしまったデザストは、死期を悟ったのか蓮に本気の決闘を挑みます。

おそらく、それが二人の最後の戦いになるのでしょう。

果たして蓮とデザストの物語の結末は・・・!!!

 

 

 その他注目ポイントについて。

冒頭、年末に大秦寺さんの年越し蕎麦を食べられなかったノーザンベースの皆が楽しそうに流しそうめん大会を開いているシーンは胸が温かくなりましたよね!

あの時はいなかった賢人やソフィアさん、ユーリも加わってまるで家族の様にエンジョイする皆の姿、良い・・・。

タッセルの回想に出てきた初代マスターロゴスがイザクの方の元マスターロゴスと演者さんが同じだったせいでちょっと笑っちゃいましたねw。

先週まであんなにハイテンションで大暴れしていたイザクと違い、初代の方は本当に真面目な人だったようです。

子孫があんなヤバい人になっちゃって初代さんも可哀想だ・・・。(イザクも役職を押し付けられて自分の自由を得られなかった所は可哀想だけど)

今回の戦闘では、刃王剣クロスセイバーの能力で土豪剣激土と音銃剣錫音を増やし、そこに火炎剣烈火も登場してクロスセイバー・バスター・スラッシュの3人で二刀流スタイルで戦ったのがかっこよかったです!

また、ファルシオンの姿で放つデザストのカラミティ・ストライクもバハトのファルシオンとは全く違って良いですね~!

 

 ・・・感想というよりただの思いついた事の叩きつけになりましたが、今回はこんな所で。

セイバーもあと2か月で終了・・・。

生きがいが一つ減っちゃいますね、寂しい・・・・・・。